N高・S高のスクーリングってどんな感じなの?現役N高・S高生が紹介!

みなさんはN高・S高を知っていますか?

N高・S高が気になっているけど、スクーリングって何?



N高・S高の卒業に必要なものが知りたい…
今回はそんなN高・S高のスクーリングについて紹介します!
この記事は以下の人におすすめです!



・N高・S高って何?
・N高・S高ってどんな感じなの?
・N高・S高の入学を検討している
・通信制高校が気になっている
・N高・S高の卒業に必要なものが知りたい
・スクーリングについて知りたい
この記事を読んで、通信制高校、N高・S高への理解を深めていただければ幸いです!
※この記事は個人で書いています。
※記事には筆者の主観などが含まれます。
※この記事は2024年3月時点のものです。
通信制高校とは?
通信制高校とは、基本的に毎日学校に通う必要がなく、郵送やパソコン通信などを活用して単位を取得していく学校です。
引用:N高等学校・S高等学校「通信制高校とはどのような学校?」
まずそもそも通信制高校をあまり知らない方もいると思います。
僕が現在通っているN/S高のホームページからの引用ですが、通信制高校とは文字通り、通信(ネットなど)により教育を受け、単位を取得し、高卒資格を取得する高校です。
通信制高校では、
- レポート
- スクーリング
- テスト
の3つをこなして単位を取得するというのが一般的です。
定められた期限までに提出する課題で、添削指導のこと。
N/S高では、映像授業を視聴・確認テストを受講、の2つを何回か繰り返し、その単元の映像+確認テストを全てやり切ると、レポートが受講できます。
N/S高のレポートは難しいものではなく、教科書を参照しながらできます。
スクーリングとは
スクーリングとは、面接指導のことで、年に決められた回数実際に登校しなければなりません。
イメージとしては、全日制での授業を想像していただくとよいかもしれません。
※頻度は学校により異なります。
通信制高校について詳しいことや全日制高校との違いについては以下の記事をご覧ください!


スクーリングの詳細については以下で解説していきます!
N高・S高の卒業に必要なもの
N/S高の単位取得(卒業)に必要なものも基本的には上記で述べた
- レポート
- スクーリング
- テスト
の3つがあてはまります。
この記事では②のスクーリングについて解説していきます!
①と③、N/S高の概要などについては以下の記事をご覧ください!


N高・S高のスクーリングについて
上のほうでも解説しましたが、まずはスクーリングについて概要から解説します!
スクーリングとは
スクーリングとは、面接指導のことで、年に決められた回数実際に登校しなければなりません。
イメージとしては、全日制での授業を想像していただくとよいかもしれません。
※頻度は学校により異なります。
↑に書いてある通り、スクーリングは全日制での授業のような感じで、実際に会場に登校し、自分の科目に応じた授業を受ける形となります。
N/S高のスクーリングは以下のようになっています。
1年次 | 2年次 | 3年次 | |
---|---|---|---|
前期 | 全国拠点のスクーリング | 本校スクーリング※1 | 全国拠点のスクーリング |
後期 | 全国拠点のスクーリング | 全国拠点のスクーリング | 全国拠点のスクーリング |
テスト | テスト | テスト | テスト |
合計 | 7〜8日 | 8〜10日 | 7〜8日 |
※1 本校スクーリングは前期か後期のどちらかに原則参加必須です。
N/S高の標準履修の場合のスクーリングは1年間に7〜10日程度(期末テストも含む)参加する必要があり、通常スクーリングは前期+後期というふうに分かれています。※2023年度時点
基本的に2年次には本校スクーリングと呼ばれる、N高なら沖縄伊計本校、S高なら茨城つくば本校に4〜5日程度の宿泊が原則のスクーリングに参加しなければなりません。
あくまで例で履修科目にもよるのですが、このような感じでスクーリングは受けることになります。
ちなみにスクーリングはネットコース、オンライン通学コース、通学コース、通学プログラミングコースの全ての生徒が参加する必要があります。
全国拠点のスクーリングについて
前置きが長くなりましたが、全国拠点のスクーリングについて解説します。
全国拠点スクーリングは、3年間参加することになるスクーリングで、単位取得(卒業)に必要なためコースなどに関わらず全ての生徒が参加しなければなりません。※
※対面でのスクーリングへの参加が困難な場合は、前期後期いずれかをオンライン授業に変更し、もう一方を全国拠点のスクーリングに参加することもできます。
会場について
主な会場は、以下の通りです。
・埼玉
ところざわサクラタウンキャンパス
・愛知
名古屋千種キャンパス
・大阪
江坂キャンパス
・福岡
福岡博多キャンパス
出典:N高等学校・S高等学校「全国拠点のスクーリング会場」
※スクーリング会場はあくまで一例で、年度ごとに変わる可能性があります。
時間割や内容
時間割や内容についてはこちらの画像をご覧ください。
※あくまで一例で参加時期や履修科目により異なります。
↑の例は3年生の時間割例なのですが、このような形で遅めの時間から始まります。
内容については、特別活動というのは、進路について考えたり、将来のキャリア設計などを行います。
他の科目については、授業自体の難易度は高くないのですが、全日制高校の授業のような形で行われます。
体育では座学もありますが、実際に運動も行ったり、総合的な探求などでグループワークなどもあったりします。



しかし、基本的にN/S高の生徒は優しい人が多く、とても親しみやすいのであまり気負う必要はないですよ!
本校スクーリングについて
ここからは本校スクーリングについて解説していきます。
まず本校スクーリングですが、2年次に全ての生徒が参加しなければなりません。
ただし、
※1生徒は在学期間中に1回以上(原則2年次、3年次転編入生は3年次)本校スクーリングに参加する必要があります。ただし、以下に該当する場合は、本校に相談の上、指定様式にて校長に願い出て、許可を得ることにより、本校以外の会場での参加が認められます。
引用:N高等学校・S高等学校「スクーリング」
①住民税非課税世帯及び生活保護世帯の者 ②医師の診断により本校でのスクーリング参加が困難な者
とあるように、条件に当てはまる人は本校以外で参加することができます。
また本校スクーリングには、学校側がホテルなどを用意する宿泊型と自宅や自身が手配した宿に泊まる通学型があります。
N高本校スクーリング
N高に在籍している場合、本校スクーリングでは沖縄県うるま市にある沖縄伊計本校に行くことになります。
※あくまで一例で参加時期や履修科目により異なります。
科目の授業は全国拠点のスクーリングと同じような形で、それにレクリエーションや宿泊が伴う形です。
参加する日程によっては、ビーチイベントやBBQ、キャンプファイアなども行うこともあるそう。
S高本校スクーリング
S高に在籍している場合は、茨城つくば本校に行くことになります。
宿泊型は、「つくばグランドホテル※」に宿泊することになります。
その場合、部屋分けや班行動の際のメンバーは学校側に指定されます。
※2022年時。今後変わる可能性あり。


S高の本校スクーリングの場合は、N高よりも1日短いようです。
こちらの場合でもN高の本校スクーリングと同様、科目の授業は全国拠点のスクーリングと似たような感じとなります。
N高では、ビーチイベントなどがあった一方、S高では立地を生かした課外活動で、筑波山散策やJAXA 筑波宇宙センターの見学などが筆者が行った時はありました。



最終日にはお高そうな料亭で会席料理をいただきました。
ただ参加する日程などによっては内容に変更があることもあります。
スクーリングについてのよくある質問
まとめ
この記事ではN/S高のスクーリングについてどのような感じなのか、現役N/S高生の立場から紹介しました。
- 全国拠点のスクーリングと本校スクーリングがある
- スクーリングはコースに関係なく参加しないといけない
- スクーリングは単位取得(卒業)に必要
- スクーリングで友達を作ることができる
記事では制度面のことを中心で実体験にもとづく内容は省いていましたが、全国拠点、本校スクーリングともにとてもコミュニケーションが苦手で友達が少なかったぼくでもとても楽しめ、また友達を作ることができました。
グループワークなどがあることに不安を覚える方がいるかもしれませんが、逆にグループワークがあることでコミュニケーションの機会ができ、友達を作るきっかけになります。
この記事がみなさんの高校選びの助けになれば幸いです。
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
筆者のプロフィール
簡単な自己紹介
名前:osio( |Twitter)
役職:大学生・元通信制高校生
趣味:アニメ、ラノベ、漫画、ギター?、キャンプ(あんまりできてない)、旅行、野球観戦(好きなチームは中日。にわか。あと大谷翔平選手が大好き。)、ブログ運営。
その他:おふざけや遊び心が好きなお調子もの。記事でおふざけしてても多めにみてやってください。
簡単な経歴
中学1年生|夏休みに体調を崩し、不登校に。
中学2年生|相変わらず体調が治らない。
中学3年生|進路すら考える余裕がなく、周りの勧めで通信制高校に入学を決める。
高校1年生|相変わらず体調は良くならず、単位取得以外なにもできない。
高校2年生|少し症状が落ち着き、環境を変える。
高校3年生|また環境を変え、いろんなことに挑戦するが、肝心の勉強が症状もあり、あまりできない。
NEW!→大学は無事進学。